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Arduinoでフィジカルコンピューティング

Arduinoは、電子工作を遊んで学ぶにはぴったりの装置です。Wikipedia によると

Arduino(アルドゥイーノ[1])は、AVRマイコン、入出力ポートを備えた基板、C++風のArduino言語とそれの統合開発環境から構成されるシステム。

ということなのですが、実際に手にとって使ってみないと、どういうものかピンとこないかもしれません。3,000~5,000円ぐらいなので、興味があればひとまず買ってから考えるというのもアリかも。

【永久保証付き】Arduino Uno

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おおまかな流れとしては、PCでコードを書いて、USBで接続したArduino本体にコードを書き込みます。コードを書き込んだ後はPCに接続しておく必要はなく、ACアダプタや乾電池で動作させることもできます。Arduinoの基盤にはあれこれ入出力ポート (ピン) があって、これの動作を書き込んだコードで制御するわけです。ピンの電圧 (HIGH/LOW) を変えていろんな装置を駆動したり、逆に、各種センサーからの入力をピンにかかっている電圧として読み取ることができます。実際に使ってみると、(単純な回路なら) 驚くほど簡単に、そして楽しく実装できます。

Arduinoには互換機がたくさんあり、たとえばLilyPad Arduinoは導電糸(!)で服などに縫い付けてウェアラブルな仕掛けを作れます。この、自転車用の方向指示器つきのパーカーとか製品化されたら間違いなく買います…。

leah buechley - LilyPad Arduino - build - turn signal jacket

あと、紅白歌合戦でのPerfumeの演出にも使われたり、頑張ればプロフェッショナルな使い方もできます。奥が深い。

第63回NHK紅白歌合戦 | Daito Manabe